愚者のつぶやき その8
「ゲームらしくないゲーム」と「ゲームらしくないゲーム」

主にDSやWiiに出てくる「ゲーム」と呼べるのかどうか疑問に思ってしまうゲーム、
いわゆる「ゲームらしくないゲーム」がなぜ「ゲームらしくない」のか
そもそも「ゲームらしい」ゲームとはどういうゲームなのか。
知っているようで意外と知らないこの部分について述べて行こうと思います


・「ゲームらしい」の本当の意味


いわゆる「ゲームらしいゲーム」というのは「オタク層に受けるゲーム」と言えます。
一般的に「ゲームらしいゲーム」といわれているゲームは大抵
剣と魔法が活躍する「ファンタジー世界」や逆に高度に科学が発達した「SF世界」が舞台だったり、
「戦争」や「戦い」がゲームのメインテーマの一つとして強調されていたり、
Wiiの場合はリモコンを利用した「銃で敵を狙い撃つ」要素が入っていたりします。
(そもそも銃撃戦自体一般の人には受けないけど)

そのほかにも「アニメーションやCGムービー」が随所に挿入されていたり、
「少女マンガの2枚目キャラのような細身の顔立ちの少年」
「瞳が大きくて声が甲高かったり、露出度の高い衣装を着た美少女」
出ている事が非常に多くなっています。

それらは全て「オタク向け」の要素であり、これらが入っていると
そういう要素が好きではない人には逆に敬遠されてしまう原因になってしまいます。

実際NewスーパーマリオブラザーズWiiは300万本強売れたソフトで、
内容そのものも「ゲームらしいゲーム」なのですが
オタク要素が無いため「ゲームらしいゲームではない」と一蹴しているゲーマーも多いです。
また身内を話題に挙げてしまいますが私の妹はいわゆる「ゲームらしいゲーム」には一切興味はありませんが
牧場物語やリズム天国、トモダチコレクションといった「ゲームらしくないゲーム」はやっていました。


・まとめ


このように「ゲームらしくないゲーム」つまりは「オタク向けの要素が無いゲーム」のほうが良い
という層は確かに存在しますのでそういう人向けのゲームが出回るのは当然の事だと言えます。
ですので「ゲームらしいゲームが売れない」と悲観する必要は無いと思います。
好むゲームの傾向こそ違いますが、ゲームが好きなことには変わりありませんから。





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