愚者のつぶやき その18
Amiiboの正体



・初めに
任天堂が発売しているゲーム連動フィギュア、Amiibo(アミーボ)
それの正体とでも呼べるものが分かったのでご報告いたします。



・アミーボ=ダウンロードコンテンツ

結論から申し上げますと
アミーボとは「立体化されたダウンロードコンテンツ」だと思います。

どういう事かと言いますとアミーボでは様々な事が出来ますが
それらのほぼ全てはダウンロードコンテンツとして切り売りすることが可能です。


マリオカート8のような特殊なコスチュームが貰えるといった単純な物から
スマブラにあるAI機能も理論上はダウンロードコンテンツで切り売りすることも出来るでしょう。

また、マリオやリンク、カービィにドンキーコング、サムスなどは大乱闘スマッシュブラザーズ版とは別に
独自のシリーズとしてもう1種類アミーボがありますが
それも「スマブラ用のDLC」と「シリーズソフト用のDLC」という使い分けをする
という意図があるのでしょう。



・コレクションという要素

さて、なぜダウンロードコンテンツで出せば済むのに
わざわざ立体化という手間のかかる事をするのかというと、
これはダウンロードコンテンツ「そのもの」に価値を出すためだと思います。

そのままではただのダウンロードコンテンツですが
それ自体を立体化させることで新たな価値を付加することが出来る
のです。
そうすると、特に使えるゲームを買わない層にもただフィギュアの見た目だけで買いを決めるという
今までのダウンロードコンテンツには無かった買い方も出来るわけなのです。


また、セットで販売されていたらどうしても揃えたくなるのが人間のサガ。
コンプを目指して買いそろえたくなるものなのです。
どうぶつの森amiiboカードというのはこのコレクション性を
さらに特化させたものだと思います。




・まとめ
Amiiboの正体はダウンロードコンテンツの新しい形だと思います。
その根底には「枯れた技術(ダウンロードコンテンツ)の水平思考(立体化)」という
任天堂の社風が強く息づいていると思います。



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