愚者のつぶやき その13
ゲームにおける同性愛問題



・始めに
海外では同性婚を認める地域が出始め
同性愛に対する目が変わってきている今、
その波はゲームにも及んでいます。
今回はこの問題について語っていきたいと思います



・Tomodachi Life問題
2014年5月ごろ、トモダチコレクション新生活
海外バージョン、「Tomodachi Life」の発売が
発表された際、同性愛者から
「同性婚出来ないのは時代の流れに反している」というクレームが
出たのは記憶に新しいと思います。

これは今に始まったことではなくて
ファイアーエムブレム覚醒(コレも海外で売られています)においても
表立った問題にはなりませんでしたが
同性婚が出来ないことに不満を持った者はいました。

(トモダチコレクションは以前「人間関係がおかしくなる不具合」があった(現在は修正済み)事と、
覚醒は「同性婚したら子供がユニットとして参加しないけどいい?」と言い返せば
反論できなくなるから大きな騒ぎにはならなかったというのもあるでしょう。)



・マイノリティであるということ
同性愛というのはまだまだ少数派です。
特に特定の宗教で弾圧されてきた歴史を見ても
同性愛者に嫌悪感を抱く人というのは少なくないと思います。

そんな人を無視して「時代の流れ」という大義名分を振りかざすのは
かつての宗教による弾圧とやってることはなんら変わりないと思います。



分かりやすく同じ少数派である「オタク」に単語を変えて見ましょう。

「これからはクールジャパンの時代だ!
オタクを弾圧するのは世界の流れに反している!」


と言って美少女キャラがプリントされた抱き枕を抱えて
デモ行進しても「気持ち悪い奴らが意味不明なことをわめいてる」
としか思わない人も少なからずいます。

それと同様に「どう頑張っても同性愛者は好きになれない」層は
必ずいますので、その人への配慮と言うのも
必要だと思います。



・まとめ
同性しか恋愛対象にできない人がいるのと同様、
異性しか恋愛対象にできない人もいます。
ですので同性愛者はその辺の事を考えて自重してもらいたいと思います。

彼らを弾圧するのは「言論の自由に反するまぎれもない悪」ですが
生理的に受け付けられない人がいるのを忘れて
自重せずに所かまわず露出するのも
それと同じくらい罪深い行為
だと思います。



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