・LIVE A LIVE(ニンテンドースイッチ版)

スーパーファミコンで発売されたオリジナル版のLIVE A LIVEから28年の時を超えてニンテンドースイッチにリメイクされたのが本作です。

グラフィック、サウンドも正統進化をしており、ボイスはもちろん近未来編の「GO!GO!ブリキ大王」に影山ヒロノブ氏のボーカルが入るという超豪華仕様になっています。


特にボイスが入ることで近未来編の熱さに拍車がかかるのはリメイクされてよかったと思う場面。
今時の若い人は動画で済ますだろうが、ぜひとも自力で買って遊んでほしい。



ただリメイクするだけでなく「遊びやすく」調整されており、SF編では船内地図があったり幕末編では合言葉がほぼ分かる形になっていて、
「聖域化」せずにバッサリと斬り捨てるのはかなりの英断だと思う。

特にゲーム開発者は「プレーヤーは自分が思ったように動いてほしい」と思う生き物だからそこを縛らずにプレーヤー側に寄せるのはよかったと思う。



他にも現代編は技の取り忘れ用に再戦が出来たり、中世編でアイテムを取っても最終編に影響が出ない(昔は最終編のために残さないといけなかった)
更には最終編が解放されても残りの各編をやり直す事が出来るし、
最終編にそれまでの編の装備アイテムと攻撃アイテムを持ち越せる、などの「かゆい所に手が届く」ようになっているのは高評価を下せる。


個人的にSF編を進めるとTIPSまでもが恐怖を煽ることになってしまうのは見事だと思う。ローディング時間を逆手に取った発想の勝利だ。
詳しくは遊んで確かめてくれ。


あとスイッチのオリジナル要素が最後の最後にあるんですが、賛否両論出そうな気もします。
個人的には無くてもいいかなって思います。



アドバイス
やはり原始編のアイテム合成はほぼノーヒントなのでWikiやブログでも探していい武器防具の組み合わせを知っておくとストレスが無いかと。
原始編で隠しボスを倒すと確率で出る「コーラのビン」はこのゲーム最大のバランスブレイカー。ガチで無双出来ます。
中世編においては特に2度目の登山では、オリジナル版同様ハンマーパワーのハメ殺しをしないと中ボス戦はきつい。

戻ります