・バッジとれ〜るセンター

このゲームは私が親の仇並みに毛嫌いする
「基本プレイ無料のソーシャルカードゲーム」の亜種で、
有料のUFOキャッチャーを遊んで(有料のガチャを回して)
バッジを集めて(カードを集めて)
バッジで飾ったHOME画面を投稿して(対人戦でランクを上げて)
ゲーム内のイチオシ投稿に選ばれる(ランキング上位に入賞して特別アイテムをもらう)
というゲームです。



ログインボーナスとして1日1回遊べる無料の練習台があったり、
バッジは後日再入荷するもののいつでも手に入るわけではないという限定性を持っていたり、
5プレイセットで90円と1回の課金額は安いものの
1ヶ月間毎日プレイすると最低でも2700円かかる計算になる。と
トータルでは決して安くない
のもソシャゲの特徴を
色濃く受け継いでいる証拠でしょう。

むしろ無料台では基本的にバッジは手に入らないので
ある意味他のゲームより無課金プレーヤーには厳しいゲームと言えます。

さらにバッジの数や種類の多さに加え、別途有料で配布されているテーマという
HOME画面のデザインを変えられるコンテンツを多く持っていれば
作品に幅が出せて有利なので「カネの力」というのはあります。

ですが圧倒的に面白い。その辺のソーシャルカードゲームとは
天と地ほど、いやそれよりも大きな差があります。




まず「ゲーム」なのでバッジ入手は運任せではなく腕前が良いほど
バッジが手に入る。というのが面白く、
台の特性を生かしてまとめて手に入れるのはかなり気持ちいいです。
(無料台もきちんとゲームになってます)

その方法は手探りで探してもいいし、
これから動画を上げてとり方を解説する人も出てくるでしょうから
それを見れば答えも知ることが出来るでしょう。

またバッジにはレアリティもパラメータもありませんので
スーパーレアだから取りにくい、そもそも滅多にお目にかかれない、
という事はありませんし合成や進化させる必要もありません。
(取りにくい位置にあるバッジはありますけど)



他にもアームの動きがリアル、かつ現実の物よりもとりやすいという
ゲームとしていいバランスになっているのも好印象
です。
アームの握力は本物よりも格段に強いけど
一度つかんだら決して離さないほど強いわけではなく
途中で落っことすこともあるので最後までハラハラできるのは絶妙なさじ加減だと思います。



またバイト(ウサギ)の表情豊かな接客が他のソシャゲには無い大きな特徴
たまにログインした際に気さくな会話をしてくれたりするので
物で釣る既存のソーシャルゲームよりも「行きたい」と思わせてくれますし、
バッジが手に入ったときはここぞとばかりに褒めてくれるので
遊んだ時の満足感を高めてくれるのはうまいなと思いました。

多分だるめしスポーツ店のイヌジとプレーヤーとのやり取りを
参考にしてさらに進化させたのだと思います。

参考資料:http://t-yosi.main.jp/games/darumesi.html



年齢問わずプレーヤー全員に1ヵ月につき1万円までという課金制限がかかっているうえ、
課金するたびに決済画面に移行するので「お金を払う」事を
強く意識させる事で払い過ぎを防ぐ
という2重の防護措置も
ユーザーフレンドリーだと思います。



「で、あんたらは無料で遊べるとは言ってるけど実際には一体いくら出せばいいんだ?」
いわゆる基本プレイ無料のゲームに関してはこれが決まり文句になってしまいましたが
それに当てはまらないゲームというのもあるのだなと思いました。

「任天堂が基本プレイ無料のソーシャルカードゲームを作るとここまで面白くなるのか!」
というのを見せつけられました。
オススメです。



HP:http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/jwvj/

戻ります